ふた月経ちまして...

2017/06/18

こんにちは!

鍼灸指圧 本間治療院 研修生の東澤です。

つい最近、この本間治療院で勉強し始めてからふた月が経過しました。

まだまだ覚えなくてはいけないことだらけで、とても区切りという気持ちにはなれないのが正直なところです。

鍼灸業界に限らず、就職してから「学校で習ってきたことと全然違う!」という言葉は毎年必ず聞こえてきます。私もその声の発生源の一人となっています笑

私が卒業した明治国際医療大学では3年生で国家試験の受験を終了し、4年生の1年間をほぼ実習に費やすというカリキュラムでした。

拙いなりにも患者さんを治療させていただいて、自分としては少しずつ感覚を掴んできたかなーと思っておりました。

ですが実際に働き始めるとなんということでしょう、大学から離れてたどり着いた実際の臨床現場は全く違うものでした。

訪れる患者さんの人数、年齢層、どういった思いで来院されるのか…。私はあまりに圧倒的な情報量の前に打ちのめされそうになりました。

ここまで言うとこれから就職しようとする方が大変不安がってしまうかもしれませんが、学校で習っていることが無意味というわけではありません!

学校での講義や実習の中には、就職してからもずっと役に立つ知識や技術がたくさん転がっています。

今になって、もっと真面目に大学での日々を過ごしていればよかったと痛感しております。

みなさんは私を反面教師にしていただいて、万全の状態で就活に臨んでくださいね!

大学の付属施設で実習していた時の私は、患者さんから見たらたくさんいる学生の一人で、どれだけ話をして鍼を打ったりお灸をしたりしても患者さんとの一対一の繋がりは薄いものでした。

ですが今は研修生とはいえひとりの治療家。患者さんからの笑顔も、不満の声もダイレクトに自分に届きます。それが強く、強く私の心を動かします。

この世界を広い海に例えると、学生だった私は波打ち際で海とたわむれ、なんとなく海全体を知ったような気になっていました。ところが一歩沖へと進むと、潜って見つめた海の中は全く知らない世界でした。

知らないことは怖いことですけれども、それ以上に新しい世界を知りたい!という欲求が止まりません。

今学生の皆さんも、何をやるにしても全力で取り組んでみてください。

後で振り返ってみたとき、全力で過ごした日々の中からきっとかけがえのないものが見つかると思います。

偉そうなことを言ってみましたが私もまだまだもがいている最中、振り返ってみて何が残っているか今はまだわかりません。

現在大海原で荒波の真っ只中を全力で泳いでいる最中、息継ぎに顔を上げるのはもう少し先になりそうです!

一緒にこの社会を泳いでいきましょう!

それではまた!

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