H29.10/17 ころつえミニ講座に参加させていただきました。

2017/11/19

こんにちは!

本間鍼灸研究所 研修生の東澤です。

先日、当院の加藤先生が担当されている患者様からの紹介で

『ころつえミニ講座』

に参加させていただきました。

ころつえとは、足立区の大谷田一丁目団地にあります『ころつえシニア相談所』という高齢者見守り拠点のことで、ことわざの「転ばぬ先の杖」をもじって名付けたものだそうです。

同団地は入居者の65歳以上の割合が平成29年4月の段階で24.73%とたいへん高齢化の進んだ団地であり、足立区の中でも大谷田や佐野が他の地域と比べて高齢者率が高い要因のひとつとなっています。

そのため厚生労働省のモデル事業として、足立区が団地内の空き店舗に設立したのがこの相談所の始まりであり、現在設立から6年以上も活動が続いています。

月に2回相談所内のサロンにて団地の住民の皆さんが集まってお話をされるほか、月に1回今回のように講座を開き、高齢者の孤立を予防し自立を支援するために住民の方が主体となって積極的に活動されています。

今回の講座はワンポイント介護術で、足立区社会福祉協議会のヘルパーステーションから職員の方にお越しいただき実践を交えての講座となりました。

ちょっと長くなるので、2回に分けて講座の模様をお届けします!

団地内の集会所に足を運ぶと、私たちが着いたときにはすでにたくさんの参加される方が集まっておられました。

部屋の中央に簡易ベッドを設置し、それを囲むように椅子を並べて皆さんお話されていました。

驚いたのが、男性の参加者の多さです。今回の講座の責任者であるヘルパーの佐藤さんによると、普段こういった講座は女性の参加者が多いなか大谷田では男性の参加者が多く、体操なども積極的に行っているそうです。

ご高齢の入居者の方が、自分たちのため、そして周りに住む同じような環境の方に手を差し延べられるよう積極的に学んでいこうという姿勢を見て、とてもエネルギーを感じました。

高齢者の変化について講義を受けている最中も、生理機能の低下で短期記憶の低下が見られるから新聞の日付をしっかり見よう、日々の生活リズムをしっかりつくって対策しようなど、自分たちの実際の生活に則した目線で取り組むことで、より身についた知識として定着させようという意気込みが感じられました。私にとって今まで知識として触れたことはある程度のものでしたが、当事者である方たちの目線での考え方はとても新鮮で参考になりました。

講義が終わり実践に入る前に、らくらく体操あだちという体操を参加者全員で行いました。5年ほど前に考案された体操で、どんな年齢の方でも行えるよう立っても座っていても行えるものとなっています。

私は初めてやるので周りの方々を見ながら必死に真似していたのですが、皆さんがあまりにスラスラとスムーズに行うのを見てすごいなと感心しました。日頃から継続的に行われているのがはっきりとわかりました。ラジオ体操と比べると肩関節の運動が多く、いわゆる四十肩や五十肩の予防や確認に効果があるものになっています。

この後はいよいよ実践講座です。この先は次回お伝えします!

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