鍼灸師の将来性とは?活躍の場や需要について解説

鍼灸師の将来性とは?活躍の場や需要について解説

2020/02/27

鍼灸師として働くには国家資格に合格する必要があります。リハビリや代替医療、介護や福祉などの幅広い分野で活躍できる職業資格ですが、将来性が期待できる職業かどうか深く考えたことはありませんか?

今回は、さまざまな視点から鍼灸師の将来性や需要などについて解説いたします。

鍼灸師の将来性について

鍼灸師の就職先は鍼灸院だけではありません。さまざまな場所で活躍が期待できるため、将来性は十分にあるといえます。

鍼灸師が活躍できる場所について詳しく紹介します。

介護や訪問リハビリで活躍できる

鍼灸師にはさまざまな働き方がありますが、需要が一番大きく増加しているのが介護における鍼灸治療です。

少子高齢社会を迎えている現代日本において、常に人手不足が指摘されているのが介護の現場です。少ない負担で高齢者の身体をケアできる鍼灸が注目されており、ニーズが高まっています。

介護中の高齢者の方は、年齢的にも鍼や灸などに慣れ親しんでいる場合が多いため、鍼に抵抗感が少なくスムーズに鍼灸治療を受けていただける傾向があるのが特徴です。

また、鍼灸治療には体調の改善をはじめ、心身を安定させる働きがあります。要介護者の心の負担を軽くしながら、足腰などの痛みを緩和させていくことができるため、介護施設での需要が高まっています。

老人保健施設や有料老人ホームでの需要も多い

特別養護老人ホームなどの介護サービスでは、機能訓練指導員と呼ばれる指導員を雇うことが義務付けられていますが、人手不足が深刻化しています。指導員は、理学療法士や作業療法士などに限定されていましたが、平成30年の緩和をもって鍼灸師も一定の訓練を行うことで、機能訓練指導員として登録できるようになりました。

そのため、老人ホームやグループホームなどの高齢者が多い施設には、鍼灸師の需要が高まっています。

スポーツ分野で活躍できる

主に鍼灸は医療目的で使用される場合が多いですが、スポーツ分野では「スポーツ鍼灸」と呼ばれ、アスリートのコンディションを高めたり、怪我の予防や痛みの緩和を行ったりしています。

また、スポーツ鍼灸は特定の動作ができなくなってしまうイップスの治療にも効果的といわれています。イップスはメンタルが原因で心身不調に陥ると思われがちですが、筋肉が無意識に硬直・弛緩してしまうことも要因の1つです。思い通りに身体をコントロールできなくなり、本来のパフォーマンスが発揮できなくなります。

アスリートの心身をコンディショニングする方法として、鍼灸は今注目されています。

美肌効果が期待できる「美容鍼」

鍼灸を美容に応用した「美容鍼」という治療法も存在します。

エステのように肌の表面からアプローチするのではなく、組織や細胞、血管や神経を刺激し、人間の身体が持つ本来の自然治癒力を活性化させることで肌質改善が期待できます。

その他にも、鍼灸から派生した耳つぼダイエットなど、美しくなりたい方に向けた治療も存在します。

海外でも注目を集めている

鍼灸は非常に細い針を用いるため、とても繊細な治療法です。そのため、日本の鍼灸治療は海外でも多くの注目を集めています。鍼灸ニーズの高い国として有名なところでは、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコなどがあげられます。

鍼灸と聞くと日本や中国で発展しているイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はアメリカでは、日本や中国よりも鍼灸治療が盛んな傾向がみられています。

また、世界鍼灸学会連合会という国際的な団体もあり、世界的に鍼灸の学術交流やボランティア活動が行われています。

日本の資格だけでは働けなかったり、就労ビザの問題があったりなど、国内で働くことに比べてハードルは高くなるものの、鍼灸師として海外で働くことも選択肢として十分に考えられます。

鍼灸師としてよりキャリアアップを図るには?

鍼灸師は、多岐にわたって活躍が期待できますが、より将来を見据えるのであれば鍼灸師以外の資格の取得がおすすめです。

鍼灸師とあわせて取得することで効果的な資格をご紹介します。

あん摩マッサージ指圧師

鍼灸師の国家資格を取得するだけでは、マッサージ治療を行うことはできません。あん摩マッサージ指圧師の資格を取得すれば、鍼灸とあわせてマッサージ治療を行えるため、患者さんのニーズに応えやすくなります。

また、介護施設での治療や、訪問によるリハビリにも役立つことでしょう。

柔道整復師

柔道整復師は、スポーツ分野のリハビリ、捻挫や骨折などのケガの治療に対する知識が豊富です。病気の治療・予防や健康回復を図る鍼灸と相性が良いため、両方の資格を取得すればより幅の広い治療が可能となります。

まとめ

高齢化社会によって鍼灸のニーズは高まりつつあります。美容鍼やスポーツ鍼灸といった新しい分野も誕生しているため、美容医療やスポーツ業界など活躍の場はたくさんあります。鍼灸院で働くという選択肢だけではなく、さまざまな働き方ができるというのも大きな魅力です。

また、海外でも多くの注目を集めているため、鍼灸師の将来性は十分に期待できます。

これから鍼灸師を目指すのであれば、まず資格を取得し、鍼灸院で患者さんの悩みのケアを行いながら鍼灸師としての腕を磨いていきましょう。

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